Alexander Girard
Alexander Girard(1907 – 1993)
1907年にNYにてアメリカ人の母とイタリア人の父の間に生まれます。
ロンドンで建築を学んだ後、1932年にNYで建築事務所を開設しました。
そして1952年、ハーマンミラー社に新設されたテキスタイル部門のディレクターに抜擢されます。
実用的で単調な無地のファブリックが多かった当時のオフィス。
彼はそれに対し「明るい原色を見ようものなら、人々は気絶するほどびっくりするのです。」とコメントしました。
原色と幾何学模様を駆使し、今までの概念を覆すユーモラス溢れるテキストデザインを数多く発表します。
そのテキストデザインを落とし込んだ家具、印刷物など今日に至っても多くの人々を魅了し続けています。
彼を一躍有名にしたのは、1959年に手がけたニューヨークのレストラン、La Fonda del Sol(ラフォンダ・デル・ソル)の趣きのあるインテリアデザインで一気脚光を浴びます。
内装、グラフィック、食器、スタッフのユニフォームまで、レストランのすべてをジラードがデザインしました。
La Fonda del Sol(ラフォンダ・デル・ソル)
チェアはイームズと共同開発した「ラ・フォンダグループ」を採用しています。
今日では数も少なく、状態の良い物は出回りにくくなっています。
マッチブックのデザインも手掛けており種類も豊富に展開。
レストランだけではなく、1960年代半ばには、ブラニフ航空のためにロゴからラウンジファニチャーまで17,543点ものアイテムをデザインしました。
Braniff International Airways × Alexander Girard
前後しますが、1961年にはNYで小売店の「Textile & Objects Shop」をOPENさせました。
そこでは、以外にも人形などの扱いもありました。
1973年までハーマンミラーで活動していた彼ですが、彼のテキストデザインはハーマンミラー在籍中だけでも数多くのアイテムに採用され、300点を超えています。
Alexander Girard関連商品はこちらからご覧頂けます。
"Alexander Girard" Arm Shell Chair
すでにこちらはSold OutとなっていますがAlexander Girard×Knollも存在します。
“Knoll” Girard Fabric Pollock Chair(Sold Out)